このページでは、韓国ドラマ「ただひとつの愛16話」のあらすじ紹介します!
感想(と言う名の心の声で)突っ込みを交えながら作品を紹介していきますのでよろしくお願いします(^^♪
「ただひとつの愛16話」のあらすじを感想と心の声を交えて紹介。
ダンがいなくなるとヨンソは踊る意味をなくしレッスンは上の空。
彼を捜そうと履歴書に書かれた教会に行ってみるがダンには会えず、尾行してきたチ・ガンウに未練を断ち切れと飲みに誘われる。
酒を飲むなと心配してくれたダンへの当てつけに焼酎をぐいっと飲むが、「今日限りで、やつのことは忘れろ」とダンの悪口を言われヨンソはキレる。
思い出のベンチに行けばダンに会えるかと思ったが、彼の姿はなく、「あなたがいなければ、もうめちゃくちゃなの、ダン、戻ってきて」と暗闇に叫ぶ。
木の陰に隠れていたダンは、心を鬼にして立ち向かい、哀れな女だからと思って優しくしていたら勘違いされたと、ひどい言葉を浴びせる。
プライドを取り戻したヨンソが、「捨てられるのは、あなたのほうよ」と逃げようとするダンを引き止め、自分のほうから背を向ける。
夫を亡くしたおばあさんはショックで倒れ、一時は死の淵をさまよったが、ダンが必死に看病し彼女の世話をしていた。
うとうとと眠ってしまったその時、彼が見た夢はあの少年。
以前は溺れるシーンばかり見ていたが、今日はバレエを踊る女の子の絵を門柱に描き、彼女にからかわれる夢だった。
「もう、こんな夢はやめてくれ」とベッドを見ると、おばあさんがいない。
施設の庭に出てみると、おばあさんはスマホに話し掛け、おじいさんが返事してくれないと嘆いていた。
ダンが声を掛けると、おばあさんは彼をおじいさんだと勘違いし、思い出の葦原に連れていってほしいと頼む。
ダンは二人の思い出の場所なんか知らなかったが、おじいさんが消滅したあの葦原に連れていくと、おばあさんは「夫のふりをしてくれた天使に」と彼が残したハンカチを供える。
彼女の夫は30年前に亡くなっており、1年前に現われた天使が亡き夫のふりをして守ってくれたと言うのだ。
1年間という短い間でも、お互いを支え合い、深く愛し合った。
彼が消えてしまったことは、胸が張り裂けるほど悲しいけれど、彼と出会ったことは後悔していない。
「この世に理由もなく出会う人はいないのよ」。
おばあさんは、不安がるダンを励ますように言葉を残し逝ってしまう。
おばあさんと天使の出会いが運命であるなら、自分に起こっていることも何か意味があるものかもしれないとダンは考え、夢に出てきた島へ確かめにいく。
オーディションに向けて、それぞれが自分のジゼル解釈を踊る。
お嬢様芸ではなく、本物のバレリーナになりたいと願ったニナは、幼い頃にバレエを教えてくれたエレナ先生に指導をこう。
エレナ先生というのはかなり異質な教師で、役になりきるためにはダンサーを水槽の中に入れたりと奇怪な行動をとる人。
変人と見られ業界から追い出されたが、ニナは自分の殻を破ってくれるのはエレナ先生しかないと、世捨て人となっていた彼女を捜し出しレッスンを見てもらった。
自分の順番が来ると、ニナは目隠しをして踊り出し、すべてを失ったジゼルの絶望を表現する。
踊りはまあまあの出来ではあったが、ガンウは本番でも目隠しをするのかと呆れ、感情をまねるのは本物ではないと怒る。
それで習得してから披露しなきゃ。
ヨンソは、一輪の花を手に哀れなジゼルを演じる。
現代版解釈で復讐する女をテーマに考えていたガンウは、陳腐な古典解釈だと激怒する。
誰かを恨むことができるのは正常である証拠。
狂おしいほど人を愛せば、捨てられたジゼルに残るのは慟哭の悲しみだけ。
ヨンソは「ありきたりな解釈であっても観客を魅了してみせる」と踊りを続け、自分のものにならない悲しみ、かなわない愛をこらえ死んでいくジゼルを演じる。
団員たちからは自然と拍手が起こり、彼女の思いに圧倒されたガンウは言葉をなくし立ち尽くす。
ダンは島に渡り、夢に出てきたことを確かめようと、青い門の家を捜してみると、実際にその家はあった。
酒飲みの父親と暮らしていた少年が、ある日、突然行方不明になったというのだ。
丘の上にあるという、その家に行ってみると、確かに夢に見た青い門があり、廃屋となったその家に人の気配はなかった。
その時、突然雨が降り、軒下で雨宿りをしていると、あの時の光景が現実のように見えてくる。
酒乱の父親に暴力を振るわれ逃げる少年。
大きな甕の陰に隠れたが、すぐに見付かり、家の中に引きずり込まれる。
もし、逃げたのなら、お父さんだけを責められない気もする。
次の瞬間、雨はうそのようにやみ、庭には夢で見たのと同じ甕が散らばっていた。
大きな甕の中に四角い缶が入っており、夢で見た少年少女の写真が入っていた。
ロシアに行く前に少女がくれたもの。
雨の日になると決まって父は息子を殴り、外に出られなかった少年は虹というものを見たことがなかった。
海に身を投げようとしていたところを助けてくれた少女がバレエを踊り、そこにきれいな虹がかかる。
虹を見せてくれた彼女のためにも早くおとなになりたかったが、少年は海におぼれ死んでしまう。
夢で見たものは、自分に起こった現実だと分かると、ダンは少女に会いたくなり海岸に行く。
そこには、小さな女の子ではなく、悲しい瞳をしたイ・ヨンソが立っていた。
それなら、彼女との愛が障害であるはずがない。
「ただひとつの愛」前後のお話
画像はこちらからお借りしました。
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